
助産師が「こんなの欲しかった」抱っこ帯
抱っこ帯「ねんねこりん」は、助産師・釘村千夜子によって考案・開発されました。
もともとアフリカやアジアのお母さんたちが赤ちゃんを抱っこするために使っていた一枚布の抱っこ帯からヒントを得て作った、生まれたての赤ちゃんの体重を量るための袋が「抱っこ帯」へと姿を変え、そこからさらに改良を加えて完成したのが、抱っこ帯「ねんねこりん」です。
抱っこ帯「ねんねこりん」の評判は口コミで広まり、頼まれて作っているうちに制作本数はいつしか100本を越えました。そんな「ねんねこりん」ファンたちの後押しもあり、特許を取得したのを機に、この度「ねんねこりん」を晴れて商品化することとなりました。
「ねんねこりん」は、大きな一枚布を袋状にして作られており、そのつなぎ目はただの一箇所という極端なシンプルさです。余計なパーツや縫い目がない為、壊れるリスクも限りなく低くなります。もちろんシンプルさの中にも安全に対する細かな配慮・こだわりが随所に存在します。
大切な赤ちゃんを運ぶ道具だからこそ、私たちは何よりも「安全性」が重要だと考えます。
シンプルな作りなので扱いも容易です。慣れてしまえば10秒で抱っこも完了!
軽くコンパクトに収納できるので使わないときも邪魔になりません。
「ねんねこりん」は、独特なジャバラ式の構造をしており、その構造が、吊り橋のようなあるいはハンモックのような理想的な均等加重を生み出しています。その均等加重が、抱っこされる赤ちゃんに心地よく、同時に抱っこするお母さんの肩の負担も軽くし、長時間の抱っこを可能にします。この「長時間抱っこができる」というポイントも「抱っこ」に特別な想いを持つ釘村がこだわった点です。
また、このジャバラ構造による均等加重のおかげで、「ねんねこりん」はまだ首の据わらない新生児にも安心してお使いいただけます。(手でサポートはしてあげてくださいね。)
「ねんねこりん」の生地には、主に二重ガーゼを使用しています。それは、肌の弱い赤ちゃん特に新生児のことを考えれば最善の選択と言えます。ガーゼ素材は、透き目のある織りによって吸湿性・速乾性が高いだけでなく、非常に柔軟性に優れた素材で赤ちゃんをやさしく包み込みます。
さらに、「ねんねこりん」に使用されている「二重ガーゼ」は生地と生地の間に空気の層を作り、暑さや寒さ、気温の変化から赤ちゃんを守ります。
ガーゼ素材については、「素材の話」のページでさらに詳しく紹介しています。そちらもご覧ください。
赤ちゃんの「抱っこ」の仕方については、いろいろな方法論やそれぞれ個人の好みもあると思います。
でも「ねんねこりん」では、「ゆるゆるフィット」な抱っこを推奨しています。
「ゆるゆるフィット」の考えは、釘村が助産師としての長年の経験から感じた「生まれてきた赤ちゃんでも、それまで10ヶ月もいたお母さんの子宮の中(に近い環境)が一番安心するんじゃないか?」という発想が基となっています。
ゆるゆると、でもぴったりと「ねんねこりん」でお母さんに抱っこされる赤ちゃんは、子宮の中にいるような安心感なのか、すぐにすやすやと眠ってしまうそうです。
「ねんねこりん」の製作は、考案者釘村千夜子と信頼できる熟達した縫製スタッフによって作られる安心の「日本製」です。
お母さんと赤ちゃんの嬉しい笑顔を想像しながら、ひとつひとつの作業を丁寧に想いを込めて、手作業で製作しています。 自分たちで製品管理をしているので、お客様からのニーズにも柔軟に対応でき、自信を持って安心して使っていただけると考えてます。
「ねんねこりん」は二重ガーゼを主に、その時々の季節に合ったデザイン、赤ちゃんに適した生地などで、「限定商品」として発売しています。どうぞ、お 楽しみに!